災害時は断水を想定しよう
水道管のメンテナンスなどで、断水を経験したことがあるかもしれません。それだけでもかなり不便ですが、災害が起きると、水の供給は数日、場合によっては数週間にわたって止まる可能性が高くなります。限られた水しかない状況で、どうやって食事を用意すればよいのでしょうか?
ポリ袋調理のメリット
フクロウ博士、「ポリ袋調理」ってなに?
高密度ポリエチレン(HDPE)の耐熱袋を使った、シンプルで簡単な調理法だよ。真空パック調理の仕組みを活かしているから、調理時間も短くできるんだ。袋に材料を入れて、沸騰したお湯の中で加熱するだけ。この方法には、特に緊急時に助かるメリットがあるんだよ。

かんたん&時短
袋を使って、冷たい料理も温かい料理も作れます。基本は、材料をすべて袋に入れて混ぜるだけ。温かい料理は、袋ごと沸騰したお湯で加熱します。

1つの鍋で複数の料理を同時に
材料がそれぞれ別の袋に入っているので、同じ鍋で複数の料理を同時に調理できます。時間も水も節約できます!

洗い物が少ない
通常の調理ほど多くの調理器具を使わないため、洗い物が減ります。貴重な水を無駄にしません!
Safetyipでは、限られた水でも食事を用意できる、かんたんなレシピを紹介していくよ。
わあ、うれしい!スーパーのポリ袋があるから、さっそく試してみるね!
待って、ティッピ!この調理法には、正しい種類の袋を使わないといけないんだ。始める前に、安全のために次のポイントを必ず守ってね。
重要:安全上の注意を守って調理しましょう!
必ず、耐熱温度90℃〜110℃の高密度ポリエチレン(HDPE)袋のみを使用してください。
耐熱温度の低い袋は加熱すると溶けてしまうため、ポリ袋調理には適しません。
- ◎ 高密度ポリエチレン(HDPE):耐熱温度90℃〜110℃
- × 低密度ポリエチレン(LDPE):耐熱温度70℃〜90℃
- × ポリ塩化ビニル(PVC)製の袋:耐熱温度60℃〜80℃
どの袋を買えばよいか迷ったら、お店の人に聞いてみてください。
鍋底の表面はとても高温になるため、HDPE袋でも溶けてしまうことがあります。まず耐熱皿を鍋に敷き、その上から袋をお湯に入れることで、袋が鍋底に直接触れないようにしましょう。
また、袋を直接、火や電気コンロにかけるのは絶対にやめてください。
袋の空気が十分に抜けていないと、加熱時に膨張して破裂するおそれがあります。袋を縛る前に、できるだけ空気を抜いてください。
次の調味料を加えるときは注意してください。
- お酒やみりんなどの揮発しやすい液体は、加熱時に袋が膨張する原因になります。
- 油を加えると非常に高温になり、袋が溶けることがあります。

